グリー株式会社に入社しました

1か月間の休暇もあっという間に過ぎてしまいましたが、社会人になって以来最長のお休みをいただいて、よい充電期間になりました。

さて、このたびご8月1日付けでグリー株式会社に入社しましたのでご報告させていただきます。

インターネット業界で働き始めてから9年間、たくさんのユーザーに接するサービスづくり、会社づくりに携わってきましたが、これまでの経験を生かしつつ、また違った形でより多くの人々の生活に影響を与え、大きなビジネスを生み出せる環境で新たなチャレンジをしたいな、と考えていたところに、社長の田中さんに声をかけていただいたのがきっかけです。

グリーへの入社を決めた理由

グリーに入社しようと思った理由ですが、

  • 1つめは、環境の変化を素早く捉え、変革を続けている組織力の高さ、成長可能性の高さを感じたことです。
  • 2つめは、開発、企画、マーケティング、管理……と会社の各部署に優秀で、仕事に賭ける熱量の高いスタッフが集まっているな、と思ったことです。
  • 3つめは、「仕事は大変そうだけど、面白そうだな」という直感です。(笑)

入社から1週間が経って

まだ入社して1週間が経ったばかりですが、和気藹々とした雰囲気ながらも、好調と報じられている業績に浮かれることもなく、約100名の社員が僕の想像をはるかに超えたスピード感で、まじめに、ストイックに仕事に取り組んでいて驚きました。 正直まだ新しい環境に慣れるのに精一杯という感じですが、ビジネスマンとしてまた一回り成長するためのよい機会なので、振り落とされないように頑張るつもりです。

グリーでは、メディア企画部という部署でいろいろな仕事に携わる予定です。 モバイル、課金がメインという、自分にとって新しいフィールドで大規模なサービス、ビジネスづくりに取り組むことに対しては期待と同時に不安もありますが、学ぶことが多く、刺激になっています。 早く仕事で結果を出せるように全力を尽くしたいと思います。


これまで働いてきた会社とはサービス、事業の方向性は違えど、同じインターネット業界で働く仲間とはこれからもお互いに刺激を与えられる存在であり続けられればいいな、と思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!

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すみません、最後に1つ宣伝を。 グリー株式会社ではスタッフを絶賛募集中です。 ご興味がある方はぜひご応募ください!

はてな取締役を退任、退職しました

個人的なご報告ですが、このたび2009年6月いっぱいで、株式会社はてなの取締役を退任、退職いたしました。

2006年2月に16番目のはてなスタッフとして入社してから3年5か月、本当に密度の濃い時間を過ごすことができました。 仕事を通じてお世話になった方々、そしてはてなユーザーのみなさんに心より御礼申し上げます。 また、入社以来、ユニークで技術力の高いエンジニアをはじめとする、優秀でいい仲間と働くことができたことをとても誇りに思っています。 どうもありがとうございました。

1つの節目と言うことで、簡単に挨拶をさせていただきます。

はてなスタッフとして過ごした3年5か月

最初の1年間は「お金を稼いでくれ」ということで、id:kawasaki, id:mitsuki, id:yosukeと一緒に広告商品の企画、営業を担当しました。 営業経験はあまりない自分でしたが、商品設計の見直し、広告主さん、パートナー会社さんとの関係構築などを粘り強く続けた結果、広告収入は順調に増加(創業以来8期連続の増収増益)し、はてなの事業基盤をより強固にすることができたと思います。

また、2006年12月から取締役として経営に携わることができ、更に多くのことを学ばせてもらいました。 まさか自分が京都へのオフィス移転インターンシップ新卒採用まで担当することになるとは思ってもいませんでしたが、経営者の立場になってはじめて見えたことが数え切れないほどあり、これまでの社会人人生でもっとも貴重な経験になりました。 このような素晴らしい機会を与えてくださった、id:jkondo, id:kawasaki, id:naoyaをはじめとする役員(=はてな株主)のみなさんに感謝しています。

入社してからのことを思い返すと、事業規模が拡大したことで人材、開発へより積極的な投資ができるようになり、創業の地である京都への移転以降、スタッフも65名と大幅に増加しました。 また、任天堂さんとの協業をきっかけに、ニンテンドーDSi向けのサービスを開始するなど、会社としても新たなステージに踏みだそうとしています。

新たなチャレンジ

そんな中、ふと自分の将来を考えたときに、「ビジネスマンとして無限の成長を目指したい」という自分の志向を考えると、京都に根を張って、じっくりとものづくりに取り組んで行こうとするはてなで働き続けるのではなく、違った道もあるのではないかと考えるようになりました。 京都に来て1年が過ぎ、会社の体制も安定しつつあり、新たな事業展開の道筋も見えて来たことから、わがままを言って退職させていただくことになりました。

なぜ今なんだ、もう少しやってみたらいいじゃないかと慰留の言葉もかけていただいたのですが、僕自身、何か重大な決断をするときは物事がある程度上手く行っていて、気持ちに余裕があるときにしようと考えていたので、会社の上半期が終わったこの時期の退職となりました。 また、各チームで現場を任せられるスタッフが育っていたのも決断を後押ししてくれたと思っています。

とても居心地のよい環境、はてなの取締役というポジションを捨てて新しいことに挑戦しようとするのには大分迷いもありましたが、「何か大事なことをやめると決めないと、新しいことはできません。」というid:umedamochioの言葉も参考にして今回の決心をしました。

これから少しだけお休みをいただいた後、これまでとちょっと違った形でまたインターネット業界、日本のWEBに関わって行こうと考えています。 退職後も一はてなユーザー、一株主としてはてなを応援して行きたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【おまけ】退職記念のプレゼント

退職の記念品として、スタッフのみんなからこんなプレゼントをいただきました。

右から順に……
  • 目覚まし時計
    • みんなが1人ずつ順番に「おはようございます!」というメッセージを吹き込んでくれました。
    • id:kawasakiの「はーい、朝会はじめますよー」というメッセージも入っていて、これで当分会社を辞めた気がせずに済みそうです。(笑)
  • メッセージカード
    • id:kyabanaがアルバイトを含む全スタッフの名刺を作ってくれて、みんなが名刺の裏にひとことずつメッセージを書いてくれました。
    • 名刺の数を見て、いやー、はてなも結構大きくなったんだなぁ、としみじみ感じました。
  • カエルの水筒
    • カエルはもちろん「うごメモはてな」にちなんだもの。
    • 「もし失敗したらカエッテ来いよー」という裏の意味もあるらしい(?)ので、安心して新しいことに取り組みたいと思います。(もちろん、失敗しないように頑張りますけど!)

今週のお題:私とはてなとの出会い(id:kossy)

id:reikonがメルマガで「今週のお題」という新連載を開始することになったので、久しぶりにダイアリーを書きます。 今週のお題は「私とはてなとの出会い」。

競合サイトとしてのはてな

僕は前職のYahoo! JAPAN掲示板をはじめとするコミュニティサービスのプロデューサーを担当していました。 Yahoo!のPV、UUの伸びが鈍化する中、当時急速にUUを伸ばしていたはてなのことは、ユーザーとしてというよりも「競合サイト」として注目していました。

正直に言うと、入社するまではてなのサービスはあまり使っていませんでした。 はてブ人気エントリーをチェックするくらいだったと思います。 ただ、会社としてのはてなには興味を持っていました。 前職ではサービスの企画も担当していたのですが、ウェブアプリケーションが高機能化、複雑化するにつれ、これからのコミュニティサービスは技術力を持った人が企画段階からサービスづくりをリードした方がいいんじゃないか、と思うようになっていたのです。

その頃、はてなアイデアでユーザーの力も借りながら猛スピードで開発を進めて行く、企画から開発までコードがかけるエンジニアが一環して担当する、ブログで積極的に情報を発信してサービスの作り手の顔が見える……というサービスの開発スタイルで成長していたはてなはこれからもっと伸びる会社だな、と思っていました。

はてなに入社したきっかけ

その後、友人の紹介でid:kawasakiと出会ったのがきっかけで、2006年2月にはてなに入社することになりました。 はてなに入社した理由はいろいろありますが、

  • 20代のうちにもう一度ベンチャー企業でチャレンジしてみたかった
  • はてなのサービス、id:jkondoをはじめとするスタッフが醸し出す雰囲気に予測不能な可能性、魅力を感じて、「賭けてみよう」という気になった

が大きな理由です。

もう一度ベンチャー企業でチャレンジしてみたかった

これがはてなに入社した1つ目の大きな理由です。

僕は大学4年生だった1999年にeグループ(現在のYahoo!グループ)という無料メーリングリストサービスを提供するベンチャー企業の立ち上げに関わったことから、インターネット業界に入りました。 その後、2年も経たないうちにeグループがYahoo! JAPANに買収されるという事態になり、多くの社員は会社を辞めて、残った社員は自分を含めてたったの2名になってしまいました。 買収直前の1か月くらいの間はオフィスがなくなってしまい、自宅で仕事をしていた、なんてこともありました。(得意先の広告会社さんにものすごーく同情されたのをよく覚えています)

その後、サービスのYahoo!への移管、会社としてのeグループの清算、1つの会社が生まれてから死ぬまでを担当して、Yahoo! JAPANに転籍しました。 生まれてはじめて入った会社がたったの2年でなくなってしまったというのは大きなショックで、プライドはズタズタ、お先真っ暗な気分になりました。

こうして偶然の縁でYahoo!で働くことになったのですが、いい仲間、仕事に恵まれて楽しく仕事ができたので、結果的にはよかったと思います。 ただ、心のどこかに「もう一度ベンチャー企業でチャレンジしてみたい。 これまでの経験を生かせば今度はもっと上手く行くはず」という気持ちが残っていて、リスクを取りやすい20代のうちにやってやろう!と思い、はてなにジョインすることになりました。

はてなの予想不能な可能性に魅力を感じた

数ある会社の中でなぜはてなを選んだのか? それは未だに上手く説明できないのですが、はてなの雰囲気に予想不能な可能性、魅力を感じた、というのが理由です。

入社を考えていたころのはてなは、スタッフ9名、ほとんどのスタッフがエンジニア、という状態で、エンジニアではない自分が上手くやっていけるかな、と正直不安に感じていましたが、先に書いたとおり会社自体に好感を持っていたこともあり、最後は「まあ何とかなるだろう」と思い切って飛び込んでみることにしました。

はてな入社後

入社後の初仕事は「広告営業」でした。 「広告掲載について」に載っている媒体資料を作るのがはてな入社後2週間くらいの仕事で、当時あまり売れていなかったバナー広告、テキスト広告など、はてなの自社広告商品の設計を1から見直して、販売パートナーとなる広告代理店さんに営業して……というような仕事を1年ほど担当しました。

おかげさまで広告収益は順調に増加したのですが、大型のバナー広告にはユーザーさんからの反対意見も多くいただき、ユーザーさんの満足度と収益性をどう両立するかに頭を悩ませる日々が続きました。

その後、広告事業が軌道に乗ってきた後、開発以外のほぼすべての業務を管掌していたid:kawasakiから総務、人事、サポートなど一部の業務を引き継ぐことになり、今に至ります。 管理部門の仕事はどちらかというと「攻め」よりも「守り」の仕事が多いのですが、サービスづくり、営業の仕事にも携わっていた経験を生かして、会社としてのはてなの成長に貢献して行きたいな、と思っています。

そして今

こうして思い切って飛び込んでみたはてなですが、予想通り(?)考えてもみなかったことが次々に起きていて、刺激的な毎日を過ごしています。 まあ、一番予想外だったのは京都と東京を毎週往復する生活ですね。(笑)

今は会社のお金を預かる立場にいるのですが、はじめて入社した会社が2年もしないうちに消えてしまった、というかつての経験から、

  • 未来への投資を惜しんではいけない。 リスクを過剰に恐れるな。 新しいことにリスクがあるのは当たり前。 カネがかかるのも当たり前。
  • でも、適切なリスクコントロールも必要。 会社が潰れてしまったら元も子もない。
  • しっかりした収益基盤なくしてサービスは成り立たない。 収益化はユーザーさんに対する責任でもある。

……なんてことを日々考えながら仕事をしています。(経営ってホント難しい)

今日の総務チームのミーティングで「はてなの経費の約半分を人件費に割いています。 スタッフの生産性は会社の業績に直結します。 スタッフの貴重なパワーを最大限発揮できる環境をつくれるよう、頑張りましょう。」なんて話をしていたのですが、今は直接収益を生み出さない部門でどうやって会社の業績に貢献するか?を考えるのが楽しいです。

今週は2010年新卒採用(総合職)の書類選考をしています。 力の入った書類が多くて読むだけでも結構なエネルギーを使いますが、同時に元気ももらっています。 実際に学生さんたちとお会いする日が楽しみです。

就活生の立場になったつもりで考えてみる

はてなとしてはじめての本格的な新卒採用を開始するにあたって、学生さんへのインタビュー、同業他社の人事担当者さんとの情報交換など、いろいろ勉強しているのですが、ちょっとした空き時間に「相手の立場になったつもりで考えてみる」という思考実験をやっています。 今回は自分が就活生の立場になったつもりで物事を考えてみると、「あ、なんでこんなこと気付かなかったんだろ」というような新鮮な発見があって面白いです。

僕も10年前にお世話になった「リクナビ」や「みんしゅう」を「人事部の採用担当者」としてではなく「就活生になったつもり」でじっくり読んでみたのですが、インターネットの普及のおかげでかなりの情報をパソコンやケータイで手に入れられる時代になったとはいえ、相変わらず学生さんと企業との間には意識のギャップが多いんだなぁ、と感じました。

まあ、仕事に限らず、何事も自分でやってみるまでホントのところなんて分からないものだし、ギャップがあるのは当然のことだと思うのですが、人事担当者としては何とか「入社後に感じる理想と現実のギャップを少なくしたい」「そのうえで今後のはてなを一緒に成長させて行けそうな人を採用したい」と考えています。

そんな中、ここ数日「就活版ドラゴン桜」とも言える『銀のアンカー』を読んでいたのですが、人事担当者から見ても「あー、そうそう」と共感できる部分が多くて面白かったです。

最近は中途採用面接の中で、「リアリスティック・ジョブ・プレビュー」という手法で、会社のネガティブな面(例えば、ベンチャー企業特有の将来の不確実性など)をなるべく正直に話して応募者の反応を見ることがあるのですが、はてなの求人情報ページでも楽しそう、面白そうな話ばかりではなく、厳しい部分、大変な部分が分かる情報も出して行くべきなのかなぁ、と思いました。 例えば、現役スタッフと退職したOBを交えてはてなのいいところ、改善すべきところをざっくばらんに話あう、的な座談会コンテンツとか作ってみたら面白いんじゃないかな、とか。(普通の会社はまずやらないでしょうが)

いい就職活動をするためには自己分析も大事ですが、「採用企業側の立場になって考えてみる」という思考実験をしてみるのも面白いと思います。 これから就職活動をはじめる学生さんが採用側の気持ちを知る、という意味でも面白い1冊だな、と思いました。

銀のアンカー 1 (ジャンプコミックス デラックス)

銀のアンカー 1 (ジャンプコミックス デラックス)

「はてな、求人活動はじめました」

はてなも他の会社と同様、ずっと前からスタッフ募集をしているのですが、これまで「受け身な求人活動」しかできていませんでした。 そこで、ここ数か月間は人材採用フローの構築に注力しています。

「2008年末までに50人」

きっかけは5月の役員合宿でした。 「今後1年間で必ずやりたいこと」をリストアップして、各プロジェクトに必要な人数を書き込んでいったところ、「少なくとも50人は必要」という数字が出ました。

当時のスタッフは約30人で、かなりのペースで採用を進めて行かないと、会社として最低限やりたいことすらできない、という状態でした。

これまでの問題点

  • スタッフからの紹介への過度な依存
    • これまでのはてなスタッフの大半はid:jkondoや他のスタッフからの紹介で入社しており、一般応募で入社したスタッフはあまりいなかった。
    • スタッフからの紹介は「多分この人なら仲間として一緒にやって行けるだろう」という安心感があり、採用に至る確率も高いの反面、多くの人を採用するのは難しい。
  • 求人情報ページの情報量不足
    • 以前の求人ページはテキストのみのシンプルなページで、「よほどはてなが好きな人じゃないと応募しないだろう」という状態だった。
    • 他社にも内定が取れるくらいの人に応募して欲しいのに、求職者にそれが伝わるようなページではなかった。
  • 「働く場所」としての認知不足
    • はてな」というサービスは知っていても、会社としてのはてなについて知っている人はあまり多くない。
    • ましてや働く場所として認知、意識している人は非常に少ない。

具体的な取り組み

社内に人事業務の経験者がおらず、「やって当たり前のこと」ができていませんでした。 そこで、まずは人事専任のスタッフをアサインして、僕と2人だけの「人事部」を作りました。 そこでこんなことをやっています。

  • 採用ページのリニューアル
  • インターンシップ
    • 優秀な学生さんが多数参加。 「働く場所」としてのはてなの認知度アップに。
    • 1か月のインターンシップはかなり内容もハードでしたが、id:naoyaをはじめとするエンジニア、デザイナーの頑張りで多くの参加者がカリキュラムを修了できました。
    • インターンシップがきっかけでアルバイトとして働きはじめたり、来春の入社を決めてくださった学生さんも数名いて、効果が大きかったと思っています。 来春にはエンジニア希望者向けに採用選考を兼ねた短期インターンシップを開催予定です。
  • 人材紹介会社の活用
    • リクルートエージェントインテリジェンスなどの大手人材紹介会社と契約。
    • はてなのことはあまりよく知らないが、はてなが必要としている人材」に効率よくアプローチするための手段として活用。
    • キャリアコンサルタントさんのおかげで、「前から知ってはいたけどはじめて応募する気になった」というコメントを応募者の方からいただくことも。 今月までに2人の採用に至りました。
  • 求人広告の出稿
    • クリエイター系の求人に強いFind Job !に求人広告を出稿。
    • これまで一般応募がほとんどなかったデザイナー、営業の応募が多数あり、id:kyabanaの採用に至りました。
    • また、学生アルバイト情報ネットワークという大学のアルバイト掲示板をWeb化したサイトにも出稿しています。 おかげで最近は大学生、留学生アルバイトの応募が増加しています。
  • その他
    • 大学を巡ったり、面白そうなブロガーさんに声を掛けたり……と他にも地道な活動を続けているのですが、まだはじめたばかりなので気が向いたらまたそのうちレポートします。

2010年新卒採用

今年からはてなとしてはじめて新卒就職サイトへの出稿をはじめます。 まず、登録者数No.1の「リクナビ」と、関西圏の大学で利用率が高い「マイナビ」に出稿します。

大半の大学生がナビサイトを使って就職活動をしていることを考えると、採用企業にとって、ナビサイトへの出稿は「SEM」(AdWords/Overture)みたいなものなのかなぁ、と思っています。 検索エンジンで見つからないサイトが認知されないのと同様に、ナビサイトに載っていないと「就職対象企業として認知してもらえない」んじゃないかと……。

本格的な新卒採用は今年がはじめてなので期待と不安が入り交じっていますが、優秀な学生さんにたくさんお会いできることを楽しみにしています。

スタッフ数の推移、「2010年に90人」へ

こうした活動の結果、スタッフ数は順調に増加し、今月、何とか目標としていた50人を突破しました。 京都は大学が多い「学生の街」なので、特に学生アルバイトの数が急速に増えています。 数字だけ見るとちょっとアルバイト比率が高すぎない?と言われそうですが、社員の採用も順調に決まっているので、来春くらいまでにはもう少し社員の比率が上がると思います。

会社の業績は増収増益が続いているので、今後は「2010年に90人」を目標に採用活動を続けて行く予定です。(はてなは堅実経営をモットーにしているので身の丈を超えた無理はしないつもりです)

  役員・社員(人) アルバイト(人) 合計(人) 備考
2008/4 19 8 27 本社を京都に移転
2008/5 22 12 34 東京オフィス移転
2008/6 22 13 35 リクルートエージェントインテリジェンスと契約
2008/7 23 14 37 求人情報リニューアル、Find Job !出稿
2008/8 23 16 39 サマーインターンシップ第1弾実施
2008/9 23 20 43 サマーインターンシップ第2弾実施
2008/10 25 23 48 大学アルバイト掲示板出稿
2008/11 27 25 52 リクナビ2010、エン・ジャパンマイナビ2010掲載開始

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最後に1つ宣伝させてください。 人事専任のスタッフがまだ1名しかいないため、人事スタッフ(中途)を募集中です。 特に採用業務の経験が豊富な方、理系出身者の方(エンジニアの採用が主になるため)は優遇します。

ご興味のある方は「求人情報:人事」をご覧ください。

他の職種も絶賛募集中ですので、ご興味のある方のご応募お待ちしております。

「はてな風車」を見に行ってきた

今年の夏休みは北海道にツーリングに行ってきました。 苫小牧市勇払というところから反時計周りに北海道をほぼ1周してきました。

日本最北端の地

日本最北端の宗谷岬で記念写真。

はてな風車

旅のついでに「はてな風車」を見に行きました。 宗谷ウインドファームという風力発電所で、これらの風車からはてなが購入しているグリーン電力が生み出されています。 当日は天候がいまいちであまりよく見えなかったのが残念ですが、確かに元気に回っていました。

カーボンオフセット

今回はバイク(自転車ではなく自動二輪)で旅行したのですが、化石燃料を消費しながらグリーン電力のシンボルを見に行くのもなんだかなぁ、と思ったので、個人でできることとして、帰宅後にYahoo!カーボンオフセットでガソリン消費量相当のCO2をカーボンオフセットしました。

iPhone 3G購入

六本木での打ち合わせ帰りにソフトバンクショップを通りかかったら偶然iPhoneが入荷していたので反射的に買って来ました。 契約手続きをしている15-20分くらいの間にあっという間に完売してしまったので、ラッキーでした。 はてな社内にはまだiPhoneがなかったので、開発チームに使ってもらおうと思っています。


場所柄、六本木のソフトバンクショップは外国人のお客さんが多いですね。 英語ペラペラな店員さんばかりで驚きました。