デスノートと「友情・努力・勝利」
DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/02
- メディア: コミック
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会社の上司に勧められて購入。 漫画から久しく遠ざかっていたけど、これにはハマった。 大人が読んでも面白い。
死神が人間界に落とした「デスノート」。 このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。 そのノートを使って社会を矯正しようとして行く主人公……。
大きな目的を達するためとはいえ、主人公が罪のない人の命をも次々に犠牲にしていくストーリーは、少年ジャンプの編集方針だった「友情・努力・勝利」に反していないのかな。(そもそもこの編集方針って昔のものなんでしょうか)
- 友情
- 主人公と死神との友情。(なのか?)
- 努力
- 世界に新しい秩序を作るための努力。(そのためには家族や恋人をも犠牲にしてるけど)
- 勝利
- 何を持って勝利というかが微妙だけど、ハッピーエンドになるのかな。
……などと思って検索してみたら、少年ジャンプの漫画と「友情・努力・勝利」についてマジメに考察した論文が見つかりました。
http://hunter_kingdom.at.infoseek.co.jp/sotsuron4-4-2.html
2001年、管理人KIKIは「少年マンガの主人公像の変遷─『週刊少年ジャンプ』の隆盛と失速─」というテーマで卒業論文を書きました。
少年ジャンプで卒論! 素敵ですね。