Yahoo!とGoogleのデスクトップ占領バトル

Yahoo!

Yahoo!とGoogleが、利用者のデスクトップを占領するためにバトルを開始した。タダで便利な機能を使っているうちに、パソコンはサイバー空間の植民地になってしまうのかも。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051220/114806/index.shtml


ユーザーがPCを立ち上げて真っ先に見るのはブラウザじゃなくてデスクトップなので、ユーザー囲い込みを考えるポータルサイト同士でユーザーのデスクトップを奪い合う闘いが過熱するのは当然。 IM、ツールバーに続いてWidget、サイドバー。 あと、個人的にはメーラー、RSSリーダーだと思うんですが。


Widget、サイドバーの展開は記事に載っているので置いといて、ほかのものについて現状をかんたんに整理してみる。

IM（インスタントメッセンジャー）

  • MSN、Yahoo!の2強（米国ではAOLも含めて3強）にSkype、Googleが挑む展開。
  • IM内にミニブラウザみたいなのを搭載してニュース速報を見せたり、ネットラジオを聴けたりもする。 Widgetやサイドバーとも被る。
  • どれだけ使っている人がいるかは知らないけど、IM内にウェブ検索窓も設置されている。
  • 「Skypeショック」の影響で他社も「音声通話機能」の強化に注力。 タダ同然で電話ができちゃったりして、ユーザーには嬉しい限り。
  • 無線LAN対応PDAが普及して、「タダ携帯」として使う人が増えると携帯電話会社が困ってしまうかも？

ツールバー

デスクトップサーチ

  • Googleに続き、MSNなどが相次いで参入。
  • 「ブラウザに検索窓」を一歩進めて、デスクトップそのものに検索窓を入れてしまう。
  • 検索結果画面にPC内にあるデータも出てくるのは気持ち悪いけど、慣れると便利。

メーラー、RSSリーダー

  • ウェブメールが普及したとはいえ、インターネットをやる人でメーラーを使っていない人はほとんどいない。 ビジネスユーザーは、ブラウザよりメーラーを使っている時間の方が長い人も多いのでは。
  • RSSリーダーもいくつかあるが、メーラーと別々に見なきゃいけないのが辛い。
  • Becky!にRSSリーダー機能を搭載してほしい。 膨大なRSSフィードを購読していても、指定した条件でフォルダごとに仕分け、とかやりたい。